2005-01-01から1年間の記事一覧

文化と心理学―比較文化心理学入門作者: D.マツモト,David Matsumoto,南雅彦,佐藤公代出版社/メーカー: 北大路書房発売日: 2001/07/01メディア: 単行本 クリック: 11回この商品を含むブログ (1件) を見る なお、このあたりまでやったところで、id:editech氏よ…

language and worldview: the case for liguistic relativity

Matsumoto, David, 2000, Culture and Psychology: People around the world,pp.323- 言語と思考過程との関わりは、最も重要で、かつ長い間言語や行動の研究において議論されきたものの一つである。この関わりはとりわけ異文化研究にとって重要である。なぜ…

ベルクソンの続き

運動や時間の流れは、否定的にしか捉えられない。 つまり、「時間とは〜である」とは言えず、「〜ではない」という言い方によって、まず一歩を踏み出すしかないのだということ。 否定神学的、な。

思想と動くもの

岩波文庫、1998年、860円。ベルクソン編集による最後の論文集。 で、今はどこを読んでいるかというと、一番最初にある、緒論、第一部。 ベルクソンにとって時間(持続)や流れ(運動)がいかに捉えがたいものであるか、を繰り返し繰り返し述べるところです。…

ホモサケル

今頃になってようやくジョルジョ・アガンベンの『ホモ・サケル』読んでます。 おもしろいと言えばおもしろいんですけど、先にフーコーを読んだせいか、どうも、くどい。もっとシンプルに言えないのかなぁ、と思いながら延々とループする思考におつきあい中で…

なんだかつかれているみたいです。ふー

最近買った本

ネタがないので、こういうのでごまかそうというさもしい魂胆。 ミシェル・フーコー『性の歴史1 知への意志』、渡辺守章訳(1986、新潮社) 信原幸弘 編『シリーズ心の哲学3 翻訳編』(2004、勁草書房) 東山篤規 他『触覚と痛み』(2000、ブレーン出版) 中…

近況

なんだかんだで5月です。先月2日に大阪へ引っ越してからあっという間に一ヶ月が過ぎてしまいました。まぁあっという間という割にいろいろあったわけですが。初めて四月に咲く桜を観賞したり、初めて四月に半袖シャツを着たり、雪国から出てきたわたしはまさ…

進路など

進路は結局関西送りが決まり、その帰り道に札幌の学会に寄って帰ってきました。学会でみたトークセッションの中では、作曲家の南聡さんと、今度北海道で創刊した「ゴーシュ」という音楽雑誌の編集者さんのが面白くて、とくに南さんの作曲(編曲?)した「zig…

芸術学会

2005-03-19に札幌で北海道芸術学会があるです。わたしもいくんです。 詳細は→http://artsociety.let.hokudai.ac.jp/index.html

H&deM

web

ちょっと前の「今週のデザイン」でなんとなく見てて、チェックして無かったものなのですが、なかなか面白い記事でした。 "An architecture of the senses" http://www.archined.nl/archined/4579.html 1996にカナダでH&deMの展覧会があったことは有名な話で…

同じの正体

論理学の本を読んでいたらこんなふうに書いてあった(上述の戸田山さんの本だけではありません): 同一性にはふたつの性質があって、 そのものがそのものであること(反射性)a=a そのものを別のものと取り替えても全体は変わらないこと(代入可能性)((a=b…

最近の読書

戸田山さんの知識の本とか戸田山さんの論理学の本とか。飯田さんの言語哲学大全とか。これはえらい本だなぁと思いました。素人から専門までカバーできるというか。ちょっと根気があれば、ちゃんと読める。あとはもっぱらドイツ語で哲学の本読んだり英語で科…

はてなだいありぶっく

なぜかこんどーさんに直接会って「お願いします」と固く握手を交わしている夢をみた。奥さんもいた。なんだ、夢の中まではてなに侵食されているのか。でもちょっと作ってみたいにゃー。

同じってこと、+α

そもそもなんで「同じもの」のことをメモしたのかと言うと、世の中は「同じじゃないものばかり」だと思ったからだ。 「同じ」ってことは、ふたつ以上のものがあって成り立つのに、実際は、「あれとこれが同じ」ってことが成り立たないなんて、なんだかおかし…

同じってこと

同じものなど、そのもの以外にはあり得ない。 あるものは、そのもの以外には、同じであることなどあり得ない。 a=aは妥協の産物。 (あるひとのメモから考えた事)