2009-04-01から1ヶ月間の記事一覧

明らかになることで壊れる

大好きで、こっそり読んできた女の子のブログが、ある日なくなってしまったとき、心の底から後悔した。その前日か前々日かに、私はその子のブログに初めて☆をつけたからだ。もし私が☆をつけていなければ、彼女はまだ描き続けたかもしれない。私はその可能性…

俺たちフィギュアスケーター

俺たちフィギュアスケーター スペシャル・エディション [DVD]出版社/メーカー: 角川エンタテインメント発売日: 2009/06/19メディア: DVD購入: 2人 クリック: 45回この商品を含むブログ (53件) を見る驚愕のラストシーン*1が用意されている今作ですが、フィギ…

にんじんケーキ

明日はおやすみなので、ひさしぶりににんじんケーキを焼いた。バターと砂糖を2/3にして。罪悪感も2/3である。それで焼き始めたはいいものの、予定時間になってもさっぱりできあがらない。どうやら設定温度を間違えた。仕方ないので途中で温度をあげてやり直…

仕事というもの

周知の通り私は仕事に対する要求が低い。ほとんど0に近い*1。たぶん、与えられたものはどんなことでもやる。それが相対的に効率的に稼げるのかとか、好きかどうかとか、やりがいがあるのかとか、そういうことはあまり重要ではなく、とにかく、何かを行って…

やるべきことはおおけれど

言い訳すべき向きはいくつもあれど、今日は両親をつれて、みなみ会館へマリア・カラスの映画をみにいきました。わたしマリア・カラスが好きなんですけど、そう言うと、なぜかときどき「ああ、好きなひと多いよね」と吐き捨てるように言うひともあり、マリア…

ようやく

どうにか、こうにか、発表を終えることができました。ああ、よかった。 今回収穫だったのは、デコンストラクションを少しは理解できるようになったことです。愛せるものが増えるというのは楽しいですね。もっといろんなものが好きになりたい。

ひゃっけんせんせい

第二阿房列車 (新潮文庫)作者: 内田百けん出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2003/10/29メディア: 文庫 クリック: 18回この商品を含むブログ (33件) を見るもっぱらひゃっけんせんせいばかり読んでいる。列車の話のあいだに差し挟まれる、情緒的とも、叙情的と…

あいだの話

縁あって、近々建築の話をすることになっているのだが、よく考えてみると私はそういう発表を準備なしに行ったことはない。たいてい、ひとつの発表のために半年ほど準備して、それでようやく体裁をなすといった具合だ。しかし今回は、決まってからほぼ一ヶ月…

日々をつづることについて

大学にきて、もっともよかったと思うのは、結論のある文章を書けるようになったことだ。そしてもっとも残念だと思うのも、実はその点だったりする。それまで私はずっと、感覚のみで文章を書いてきた。自分が気持ちよいと思えるリズムと言葉だけで書いてきた…