2004-10-01から1ヶ月間の記事一覧

菅野盾樹『人間学とは何か』産業図書、1999 筆者は、いわゆる心身二元論(とそれに伴う一元論である唯物論や観念論)を乗り越え、「記号機能をいとなむひと」という観点を取り込んだ「ホモ・シグニフィカンス」という人間像を提出することによって、「人間」…

例題1.12

私たちはしばしば、数学者を理論か 応用かで分類する。だがもちろん、数学者を分類するには他にも多くの方法があるし、数学が為すことの性格でその仕方は変わる。比較的最近の二分法は、理論数学者を実験数学者と対比させている。このような呼称は通例理論物…

例題1.2

科学的な現実主義は、(科学的)知識の一般的な理論である。その形式の一つにおいては、科学的な現実主義は、私たちが知識を集約するという活動から世界が独立であることや、科学がそれを探究する最善の方法であること、を仮定する。科学とは予測するだけな…

再開です

おひさしぶりです。建築と本はちょっと範囲を大きくして再開することになりました。しました。今度は哲学とか科学とかまで手を広げています。建築も相変わらず続いています。ちょっと収拾ついてない感じもします。どういうペースになるかはわかりませんが、…