2004-01-01から1年間の記事一覧

「言葉は悪を語れない。悪は黙って行なわざるを得ない」 言葉が、他者へ伝えられるためのものであるかぎり、それは、「善(愛)」でしかあり得ない。 というあまりに短くしすぎて筆者の真意も分かりかねるようなメモを残しておきましょう。これは忘れちゃい…

アンテナの中身

ときどき、一体どんなひとがこのサイトをアンテナに入れてくれているんだろうと思い、アンテナ検索をチェックしたりするのだが、これがまた申し訳ない気分でいっぱいになる。もともと「建築と本」というあからさまなタイトルで出発したものだから、初期は建…

いけない。気が付くといつも一ヶ月くらい経っている。その間に一体何をしていたのか思い出せないくらい「気が付くと」って感じがする。嘘です。時期外れのオジュケンしてました。受かったので、来年はどうにか学生のようです。

http://www.hatena.ne.jp/info/address この先は、はてなのサービスを受けるのに、住所とか本名とかを登録しなくちゃならないのらしい。まぁ、今まで言ってなかったのになんで今さらとか、わたしは害を被ってないから関係ないとか、「健全」って言うけど誰に…

 オーダーメイド下着の論理か倫理

いろいろ途中なんですが、思い出したので書いておきます。 3ヶ月前に友人に誘われて無料で下着を作って貰えるという、「オーダーメイド下着屋」のキャンペーンに参加しました。もちろん「キャンペーン」なので、相手が下着を売り付けることを目的としている…

菅野盾樹『人間学とは何か』産業図書、1999 筆者は、いわゆる心身二元論(とそれに伴う一元論である唯物論や観念論)を乗り越え、「記号機能をいとなむひと」という観点を取り込んだ「ホモ・シグニフィカンス」という人間像を提出することによって、「人間」…

例題1.12

私たちはしばしば、数学者を理論か 応用かで分類する。だがもちろん、数学者を分類するには他にも多くの方法があるし、数学が為すことの性格でその仕方は変わる。比較的最近の二分法は、理論数学者を実験数学者と対比させている。このような呼称は通例理論物…

例題1.2

科学的な現実主義は、(科学的)知識の一般的な理論である。その形式の一つにおいては、科学的な現実主義は、私たちが知識を集約するという活動から世界が独立であることや、科学がそれを探究する最善の方法であること、を仮定する。科学とは予測するだけな…

再開です

おひさしぶりです。建築と本はちょっと範囲を大きくして再開することになりました。しました。今度は哲学とか科学とかまで手を広げています。建築も相変わらず続いています。ちょっと収拾ついてない感じもします。どういうペースになるかはわかりませんが、…

言った矢先に約束をやぶるのが得意なもとやまです。すいません。 諸事情によりやっぱりしばらく(長ければ来年の春まで)休業します。 こんなところをアンテナに入れたり検索してきてくださってるみなさんありがとうございます。そしてのろまな運営で申し訳…

今日からしばらく、英語のリハビリも兼ねて Architectural Record/Daily News(http://archrecord.construction.com/news/daily/) から、毎日1個くらい記事を持ってきて翻訳しようと思います。 例によって翻訳は下手です(英語苦手です)。 また、私の興味に…

大分お休みしてしまいました…。

アーキ・レヴュー2004-05

カテゴリ「info」では気になっている情報などを載せていこうかと思っています。 さて、「アーキ・レヴュー」です。 この大阪で定期的に開催されている建築の勉強会、第二期のテーマは「後期モダニズムの「建築」」、第一回はアルド・ロッシの建築を取り上げ…

『minimum(日本語版)』

Jhon Powson(ジョン・ポーソン)編、安藤宗一郎・西森陸雄訳、DesignExchangeより2001年。¥3,800。初版は1996年、大型の愛蔵版でベストセラーになったから、そちらを持っている方もいるかもしれない。 私は今回日本語版が安く出版されているのを知って購入し…

"Thomas Ruff 1979 to the Present"

Matthias Winzen(e.d.), Thomas Ruff 1979 to the Present, Verlag der Buchhandlung Walther Konig Koln, 1991 トーマス・ルフの写真集。 1991年にドイツ、バーデン・バーデンで行われた展覧会「Thomas Ruff Fotografien 1979-heute」の図録。 文字通り、19…

遅ればせながら(遅れすぎ)、明けましておめでとうございます。 本年もマイペースにだらだらやります。 どうぞ、よろしくごひいきに。 さて年明け一冊目は建築とは直接関係ありませんが、H&deMつながりでひとつ。 追記:1/30に、以下の本の解説をちょっと追…