2007-01-01から1ヶ月間の記事一覧
Ben Folds Fiveを久々に聴こうと思ってよーつべたんを彷徨っていたらうっかりみつけてしまいました。去年紹介したOK GoのPVの映像に、BFFの「Army」を合わせたものなのですが、これがびっくりするほどうまくいっており。曲のテンポがぴったりなうえ、微妙に…
筒井康隆『パプリカ』(新潮文庫) by amazon.co.jp 筒井康隆の原作『パプリカ』(新潮文庫)を読んだ。 原作の白眉は、やはり夢を描いた部分にあった。特に、千葉敦子が目覚めていないことに気がつかないまま敵の手中に落ちていく際の描写は、ぞっとするほ…
http://www.sonypictures.jp/movies/paprika/index.html 『パプリカ』の面白さは半分以上が映像の展開の面白さであって、ストーリーについては特に、これといって新しいところはない。*1それから、監督のわざとらしい象徴主義(?)がちょっと鼻についたかも…
いま書いている言葉をすべて未来の私のためにあることにするなら、私は、今書くことの億劫さを厭わずにいられる。書くことは常に、過去を取り残すためではなく、未来の方を向くためにあればいいと思う。 論文(と呼べるものかどうかはさておき)は過日、無事…
t-hirosakaさんの指摘をうけてイロイロ読み直しているうちに発見した一節。 ヒラリー・パトナム「可能性と必然性」(『実在論と理性』[1992年、勁草書房]所収)、p.101 …つまり、経験的な理由からして論理を改訂しなければならないという事実から、「すべて…
こんなことを言うのはあんまりオカシイ(頭も気持ちも)ので、論文には載せられない。 論理の妥当性を疑ったり、正しいことなんてない、と言ってしまえるのは、足し算や引き算をするときに計算間違いをする程度の不確実性が、そのことにあるからでしかないの…
ちょっとリアルに欲しいのですが、どこを探しても絶版、品切れ、在庫なし。 ないとなると余計に欲しくなるのが私という者でして。 エルンスト トゥーゲントハット 、ウルズラ ヴォルフ (著) 『論理哲学入門』 (単行本) 鈴木 崇夫 (翻訳), 石川 求 (翻訳) 晢…
卒論がようやく追い込んできた。目処が立ったというか。論文を書くというのは、というよりも何かを書くと言うことは、かくも自らの柔らかな部分をさらけ出すことに似ているのだなと感じた数週間。だからこそ、落ち込んだりもする。ドライな知性に憧れつつ、…
ウィトゲンシュタインにおける言語・論理・世界―『論考』の生成と崩壊 欲しいけど、5040円はちと高いよ…。
東京からきていた女の子と姫路城へ行ってきた。 城というと二条城と金沢城くらいしかいったことないのだが、姫路城よかった。 かっこよかったし綺麗だった。りんとして、人に媚びないのに艶やかだった。素敵。 帰りに二人で姫路おでんなるものを食す。ふつう…
はじめて自分を消してしまいたいと思ったり、はじめて自信をなくしたりした一年。ちっぽけな己を繰り返し見せ付けられて、けっこう落ち込んだ。今年も、大方変わらないんだろうと思う。けれど、大方は変わらない中で変わるものがあるからこそ、変化は愛おし…