シクロクロスを観戦してきた

月刊にしようかなと言った舌の根も乾かぬうちに更新したりしてたいへんもうしわけなくおもっています。


本日、ハイデルベルクから80キロほど西に位置するHochspeyerという町でおこなわれた小さなシクロクロスのレースを観戦してきました*1。ロードは先日のロンバルディアでシーズン終了(日本ではジャパンカップもありますけれど)ですが、シクロクロスは10月からシーズンインでございますよ。日本でも関西シクロクロスの耐久レースが行われておりましたね。
現地は気温が10度を下回る、まさに冬のドイツ。とりあえず着いた駅で入ったトイレの便座が何を考えたかステンレス製だったりして冷たいなんてものじゃなかったですよね。スタート前から体の芯まで冷え切りましたが、会場はなかなか熱かった。曇天の下、走る大人たちの楽しそうなことといったら。
今回のコースは一般的なシクロクロスより平坦が多かったものの、林間のでこぼこ道、砂場、シケイン(障害物)二か所、など面白いところはありました。私は折り返しの多いところでほとんど定点観測しておりました。ええとまぁあとは写真など御覧頂いて。とにかくほんとうに切れそうなくらい寒かったことだけお伝えしておきます。


スポンサーは「hochwald」という乳製品メーカーでした。ホットチョコレートうまうま。

スタート前

始まる直前にゴール付近のバルーンがへこんじゃって、開始が5分遅れたという…。

ちなみにシケインはこんな具合でした。

あとはひたすらはしるーはしるーおれーたーちー
























レースのオーガナイズ(運営でしょうか)についても少しお話を伺ったりしましたが、自転車王国ベルギーでは1万人から参加する市民レースでも前日までエントリー可能で、フードスペースも超充実なうえ大きな混乱もないとか。それだけ運営側がオーガナイズに慣れている。ドイツもそれほどではないにしろ、今回伺ったレースは本当に小さな大会だったせいか、なんと当日までエントリー可能でした。小さいながらもフードや物販スペースがあって、あったかい飲み物が飲めて嬉しかったです。レースを取り巻く環境が全然違う(コンビニなんてドイツの山奥にはありゃしません)から単純な比較はできないものの、日本でももっとレースが認知されて観客が増えて、オーガナイズが容易になっていくといいなぁと思わずにはいられませんでした。
クラブハウスでの表彰式をみて、ビールを飲んで、ドイツ人と英語で話しながらハイデルベルクまで帰ってきました。今季のシクロ初観戦、寒かったことを除いてはとても楽しかったです。


あとおまけ。日本のレースでは「SHIMANO」のテープをよくみかけますけど、今回の大会ではこちらでした: