「マッドマックス 怒りのデスロード」をみました!

映画館でしか楽しくない映画だと言われて、それならば3DIMAXしかないだろうと。そういうわけで行ってきましたよ、札幌ファクトリーへ。

http://wwws.warnerbros.co.jp/madmaxfuryroad/


面白かったです!興奮した!
これ以上なく安直な表現で申し訳ない。でもこの映画は本能でみるべき。あれこれ考えなくても楽しめるし、あれこれ考えても楽しめる、いい映画でした。
内容ですが、基本的にカーチェイスしかしていません。女が逃げ、男が追う。女が戦い、男を殺す。タフなやつが生き残る世界で、女が生き残るには?って考えたら、守ってもらうのが一番いいんだけど、彼女たちはそうしない。そこがぐっときました。
とらわれた世界は安全だけど、自由がない。自由な世界は危険だけど、可能性がある。そして一番いいなぁと思ったのは、マックスが「期待しないことだ」って言って、一番可能性のある未来へ連れて行くこと。マックス最高かっこいいです。
キャラクターもとてもよかったです。好きなのはフュリオサ、でも目を離せないのはやっぱニュクスですかね。最初はまるで道化なんだけど、それが成長して勇敢な戦士になっていく。
フュリオサというキャラクターにはもうちょっと、筆舌に尽くしがたい感情を覚えておりまして。彼女のようなタフな女なんて、ほんとはいない。それだけに、ややもするとロボットになりそうなんだけど、だからこそそこに現れる微妙な感情の揺れや、もろさのようなものが、なおさら真に迫って感じられました。彼女が虚空に向かって叫ぶシーンは何度思い出しても泣ける。そりゃ叫ぶよね。
全編カタルシスに満ちた、迫力のある映画ですし、アクションの原点みたいな、すごいカーチェイスも見られるし、映画館を出るときに気分がスカッとする映画なんてなかなかないんで、ぜひ、映画館で見てほしいなぁと思いました。
私もかなりいやいや連れて行かれたけど、出てくるときは「いやー素晴らしい映画だったね!」とか大興奮でしたからね。
たぶん、メイキングみたさにDVD買う自信ある。
男性にも女性にも、おすすめです。カップルで見ても気まずくならないんで、デートで観に行ってみてもいいかもですね。