「Drive(ドライヴ)」をみました。
ジャンルわけ不能という一作。
- 出版社/メーカー: バップ
- 発売日: 2012/09/19
- メディア: Blu-ray
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面白かったです!日本のやくざ映画のような趣のある映画でした。素性不明の凄腕ドライバー兼整備士兼スタントドライバーが、恋した相手の夫を救うためにやばいヤマに手を出してという筋。
筋だけ書いてみるとなんかチャラいんですが、実際はほとんどせりふのない静かな映画で、車を運転するゴズリングの横顔と、音楽と、敵をボコボコにする場面だけが印象に残ります。非常に影のある主人公という設定で、なんというか、筋だけ取り出すとすごくベタですし、キャラクターも展開もベタなんですが、一切説明をせずにそれが理解できてしまうというところにレフン監督のすごさがありそうです。
主演のライアン・ゴズリングは、素直な演技に好感の持てる役者さんでしたし、キャリー・マリガンの儚げな役どころもよかったです。男をかっこよく描こうとして、かっこよく描けてる映画でした。ロマンチックで切ない恋がすき、あと車もすき、ただしスプラッタに耐性のある方向け。