悪党たち
オスカーが発表になりました。『Gravity』はおめでとうございましたということで。いずれも妥当な感じだなーと思いつつ結果を眺めておりました。
あと、『12 years a slave』は公開が楽しみですね。
今週はナンセンスな映画ばかりみました。
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自称世紀の大怪盗が命運をかけて月を盗む計画を立てます。孤児たちを利用してライバルを出し抜こうとしているうちに段々彼女たちが大切になっていってという筋。
ディズニーに比べるとお行儀はよくないアニメですが、その分感覚的に笑える描写が多くて面白かったです。ミニオンが召集されて3匹(人?)シュタッと現れるシーンがあるのですが、そこで一匹だけ後ろ向きになって登場するところが一番ぐっときました。ああいうギャグって世界共通なんだなーと妙に感心してしまいました。アニメーションって「自然と映る」ことがないぶん、かなり意識して作りこまないといけないと思いますが、そういう細かいところもちゃんと描かれていて、大変よかったです。
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だいたいこれで全部説明できたと思います。とても楽しんで観られました!
新聞社の馬鹿社長が自己満足のためにはじめた義賊行為によって、マフィアに目をつけられ命を狙われるという話なんですが、なんというか間合いがすごい。特に相方カトー役の俳優さんがすごい。コメディとしてもっとこう、というところを全部素でぶった切っていく感じがすごい。でも、若社長のだめっぷりを際立たせるにはちょうどいいクールさだったのかもしれません。私としてはキャメロン・ディアスのプロっぷり、スプレーでのたうちまわる男2人、すし型のUSBメモリーあたりがぐっときました。ミシェル・ゴンドリーは以前『僕らのミライへ逆回転』を観ていますが、個人的趣味としてはこちらのほうが断然面白かったですね。ナンセンスギャグ最高!タランティーノが大丈夫な方は、これも大丈夫でしょう。