わたしからあなたへ
ツイッターを触らなくなってからというもの、ずっと書いてばかりいる。ここでもあそこでもそこここで書いている。しかもどれも長い。読まされているほうはさぞかしげんなりだろう。申し訳ないと思っている(反省はしていない)。
とはいえ、どうも私の中には言葉の貯水槽のようなものがあるらしく、一定のペースで放出してやらないと溜まりに溜まって淀んできてしまう。それゆえ、実はここでも公開せずに下書き状態にしている記事がいくつもある。あまりに乱雑な内容なので隠してある。
なぜ公開した状態で書き続けるのかというと、他人の目を意識したいからだ。実際に読まれているかどうかは関係ない。ただ、読まれたときに理解可能であるようにしたい。未来の私も他人である。その他人である私がいまの私の残した文章を読み、理解できる程度には公的であるべきだと考えている。
ドイツのクリスマスは静かだ。Weinachtsmarkt(クリスマスマーケット)も昨日で終わってしまって、外はなんだかひっそりしている。お店も今日の午後から明日にかけてはおやすみだ。家でゆっくりすごしたり、友達と遊んだりするんだろう。中には論文の締め切りに追われている人や、闘病中の人もいるかもしれない。もちろん夜中まで仕事だったり、急に遠出が決まって車の中で過ごす人もいるはずだ。いつもと変わらない24時間のはずだが、クリスマスという名前のおかげで少しだけ他の人のことを考える日なのかもしれない。
大事なひとたちへ。あなたへ。よい一日を。よい年末を。
そして迎える明日があなたにとってよい日でありますように。