テネイシャスD運命のピックを探せ!

『僕らの未来へ逆回転』に宣伝で入っていて、やたらハイテンションなJBが気になって借りてきてしまった一作。とてもいい意味でおばかな映画でした。面白かったです!
悪魔の歯で作られた運命のピックで一躍ロックスターになろうともくろむJBとKGは、ロック博物館に忍び込むことを決意。厳しい警備をくぐりぬけて運命のピックを手にしたは良いが…、というような筋。
こういうコメディって、芸達者がやるから面白いんだなぁと再認識しました。とにかく演奏がうまいですよね、テネイシャスDは。でもロックバンドっていうより、コミックバンドというか、あれ、なんていうんですか。パロディバンドですか。とにかく三枚目であることを嬉々としてこなすというのが彼らのやり方で、その一流の三枚目という立ち位置がみどころです。
こういうタイプの歌手で思い出すのはやっぱりアル・ヤン・コヴィックですね…。マイケルの「Bad」のパロディ「Fat」とか、私は好きです。そしてマイケルの偉大さを改めて思い知るという。
こっちがオリジナルで:

こっちがパロディ:

これはいつみてもひどい。