夢日記:時空少年探偵団

探偵学校のようなところ。将来の探偵候補となるべく少年少女が日々修練を積んでいる。彼らは単独だったりグループだったりいろいろで、卒業試験はそのグループで受ける。某グループは卒業試験を優秀な成績で終えたため、さっそく任務に取りかかることになった。彼らは男女が半々の6人くらいのグループ。
派遣には転送という方法が採られている。派遣されるのは各地にちらばる探偵学校のアジト。年代も場所もさまざまだ。アジトにはかならず水辺にあるべしという条件がついている。もとの探偵学校から最初に転送されたのは、だだっぴろい体育館のようなところ。近くに池がある。そこでは誰もが薄汚れた毛布にくるまって横になっているだけだ。でも死んでない。前に転送された探偵はどうなったんだろう?ある時間帯になると強い風が吹く。探偵団はその風がただの風ではなく、時空を超えて吹いている風だということに気がつく。そこで次の転送先へ向かう。
次の転送先は大きなドイツ風の一軒家で、湖の近くに立っている。中へ入ると前の任務を終えた先輩探偵がいた。彼は単独行動のようだ。しかし、新しい探偵団とは面識がなく、しかもどうやら何も聞いていなかったらしい。突然包丁を胸に突きつけられた(彼は調理中だった)。だが敵ではないと悟ったようで、刺されはしなかった。彼はもう帰ろうとしていたらしく、料理はそのままにして出て行こうとする。その彼の背中にグループの一人が包丁を突きつけた。「仲間に刺されるっていうのはこういうことだ」「よくわかったよ」さてそのアジトでは手がかりは何もなかった。
次に向かったのは、カナダの別荘。家の真ん前を小さなせせらぎが流れていて、美しい場所だ。グループはまだ若い少年少女である。早速カヌー遊びをすることにした。カヌーには以前のグループの思念が残っており、それによれば、彼らは麻薬漬けになっていた。「だから言ったじゃない。(探偵学校の)予備校生レベルなのよ、彼らは」とグループの一人がつぶやいた。「こんな風に私たちに思念を読まれるなんて思ってなかったんじゃないの」
夜は探偵学校に残っている先生との通信が行われる。そこで彼らは、前のグループの一人が、転送中に事故にあい、上半身と下半身がばらばらの場所に着いてしまったことを報告する。彼はまだ無事だが、上半身と下半身がこれ以上別の時空にあると、どんな影響が出るかわからない。早く回収しなくてはならない。