夢日記:ねずみだらけ

ネズミが街にあふれる。文字通り足の踏み場がない。あるオフィスでは、女が男を罵っている。ネズミごときで鬱々としていかにも引きこもりのオタクだわ。あんたみたいのが世の中をダメにするのよ、等々。彼女がいうには私は血も涙もないけど、とにかく鬱ではないとのこと。彼女は冷たい微笑がウリのモデルだが、同じところをぐるぐる回ってもその円が大きかったから助かったのだそうだ。要するに肝っ玉の小さい男だと言いたいらしい。
そのあと、お金をおろしたいのにATMがない。違う銀行でおろすと三百円もかかる。暗くて広い駅ビルをATM探してさまよう。足下では小さいネズミが潰れた。
ネズミはあっという間に増えて、いまや壁から天井にまでびっしりだ。悲鳴をあげる女性社員。