京都の山の中

狂言のお稽古合宿で京都の山の中へ行ってきました。市街地から162号線をずっと北上していくのですけど、往来の山中のつづらおりカーブがそうとう辛かったです。吐くかと思った。さすがに杉材の産地だけあり、立派な杉林がそこかしこにあって美しかったです。でも花粉症の人がみたら恐怖で死ぬんじゃないかと思う。
今回は謡いと舞いを一つ完成させるのを目標にしていたのですが、行った日は三十分くらいお稽古したあとでずっと飲んだくれていました。何しに行ったんだ。オリンピックを観ながらだらだら焼酎を飲むという別にそれ京都の山の中まで行かなくてもできるんじゃっていうことを延々朝の4時までやっていました。今日はちゃんと7時半に起きて朝ご飯を食べ、お昼までみっちりお稽古して、どうにか舞の真似事くらいはできるようになりました。また一年くらいかけてこれを完成させていきます。
ところでゼミナールハウスは小中学生のころのクラブ活動などを思い出させるほどに質素で昭和で何もないところで、とても甘酸っぱい気持ちになった。青春時代を取り戻したい人は行ってみるといいと思います。
京都府立ゼミナールハウス：
http://kyosemi.or.jp/