崖の上のぽにょ

ぽよんぽよんでふわふわな映画でした。マシュマロとゼリーの質感。これは言葉では表せないのでぜひ実作を観てほしいです。
けっこう言われているより面白くて、思い出すと終始爆笑していた気がします。となりの男の人も同じところで笑っていました。全体的にいろいろ唐突すぎる。それからフジモトがなんか深刻なことを言ったりしているのですが、その深刻さは映画をまったく支配することができないままエンディングの「ぽーにょぽーにょぽにょ」に行ってしまいました。この楽観的な映画はなんなのかと。というかなんだろう、もう面倒なことはいいから私はお母さんのおっぱいに埋もれていたいですという宮崎監督の欲望がものすごく忠実に再現されていると思いました。お母さんのおっぱいが恋しい人は観るといいと思います。見終わると無性に眠くなります。