夢日記:アンダーグラウンド

セスナ機でアメリカ上空を偵察中、セスナが故障し川の真ん中へ墜落。どうにか川岸へ這い上がるが、夜も遅く、民家では番犬を飼っているので、見つからないよう民家の屋根を伝い歩く。足元からじくじくという音がする。連れが猫と話をつけて、森へ向かう。森の中からは神人みたいなぬるっとした人たちがぽつりぽつりと出てきたり、なめくじみたいなオレンジ色のどろどろしたのが迫ってきたりする。私たちはいつの間にか幼い子供になっていて、崖の下に見つけた小さなドアに潜り込む。木でできたドアには古風なランタンが下がっていて、何か分からない字が書いてある。後からなめくじが迫ってきたので慌ててドアの中へ入り込む。はしごをのぼって上に出ると、少し変わった感じの子供ふたりがいるが、あまり歓迎されておらず、縛られてしまう。そこへ、ボスのような男の子が出てきて、私を見るなりナイフを手渡す。間髪おかずに塊のハムを投げてくるので、私はそれを空中で綺麗にスライスしながらお皿に盛りつける。それを見た男の子がさらにもうひとつナイフを投げて寄越し、彼自身が二丁のナイフを取りだし、私に斬りつける。私は肉きりナイフで応戦する。彼はそれを見て「やっぱり間違いない」とつぶやいてどこかへ行ってしまう。残された子供たちが、私たちを仲間だと認定したらしく、縄をほどいてくれた。彼らはかつて、住んでいた土地が汚染されたときに、地下へ隠された子供たちだった。私たちは食事を済ませた後で、外へ出ることにするが、入り口は外へ光りが漏れないように、用心深くカーテンが引かれていた。私たちが外へ出ると、すぐに入り口が消えてしまった。私たちはただの崖になってしまったところを見ながら、「あなたたちが必要な人なら、ドアはまた開きます」と言っていた子供たちのことを思い出した。
二度寝
走っている。後から超巨大化したなめくじが追いかけてくる。それはなめくじというよりもう土石流のような感じで、私は慌ててあの崖のところからドアへ飛び込む。なめくじはドアからぬるぬると入り込もうとしてくる。かつて、用心深く何度も後を振り返り、誰も着いてきていないか確認していたころとは、その風景は全く変わってしまった、と感じる。私は中の子供たちに報告し、彼らと一緒に別のところから地上へ出る。地上は海と山の見える変なところで、Qさんが「お前たちにこれ見せたかったんだよー」と言っている。なめくじはもういない。