鏡の謎とか

鏡像のことをネットで調べていたら、アイソレーションタンクっていうのがあることを知りました。感覚遮断機って言うらしいのですが、これ、めちゃくちゃ入ってみたい。感覚抹消した世界がどんなものかすごく知りたいです。
なんで鏡像を調べていてこんなことを言い出すのかと言うと、ココを見たからです。
ココ→http://homepage3.nifty.com/sakasama/tank.htm


もともとこの人は、心理学者の吉村さんと二人で逆さメガネ体験の本を出している人で、最初はそっちの話を読んでいたのですが(逆さメガネもめちゃくちゃつけてみたいですけど)、横道にそれたら感覚遮断機のことが書いてあって、コレがものすごい楽しそうだった。
昔、萩尾望都の漫画でそういう実験をしているものがあって(何もかも間接的にしか感覚できないようにして、コーヒー飲んだり、本を読んだりする。コーヒーをこぼしたのが現実なのか、妄想なのかわかんなくなっちゃうっていう、近未来の話)、その頃からの願望なのかもしれないです。
でも、費用がものすごいかかる。今のところ日本では東京にしかないらしい。そしてその施設がなんだかあやしい。うーん。
http://www.deepself.net/jp/
そういえば、この感覚遮断を無制限で続けようとすると、大体48時間でギブアップだそうですよ。


ちなみに聴覚だけに働きかける無響室はICCにあって、そこには入ったことあります。
http://www.ntticc.or.jp/About/Floor/gallery_b_j.html
ココは展示室として使われていて、音関係の展示(?)がなされています。
二度ほど体験した感じとしては、こりゃー簡単に洗脳とかできるよね、っていう。音が直接脳に届くような、聴きたくなくても音が入り込んでくるような。余計なノイズが入らない分、音を避けることができないというか。キーキーガチャガチャした音ばっかり聴かせて拷問だってできてしまいそうでしたよ。実際、ぞっとするような爆音とか、高音とかがときどき入っていて、そういうときは一体自分がどこを拠り所にしていいのかまったく判らなくなる。普段支えにしている部分をはぎ取られて、直接耳の中いじられているというか。むしろ、普段支えだと思っていた部分がどんどん信用できなくなるというか。