play list for Spring

昨日は引きこもっていました。引きこもってなにをしていたかというと、これを作っていました:
http://www.youtube.com/view_play_list?p=406DBE7F69CB7A5D


*1、冬*2と、作業用BGMを作っていたのですが、春めいてきたせいか冬用BGMだと鬱々とするようになりました。
というわけでいざ春用BGM集を作らんと思い立ったわけですが、これが大変難しい。夏のイメージと冬のイメージはかなり確固としてあるのに、春となると途端にあやしい。ちなみに夏はエレクトロ、ダンス、冬はスムースなジャズ、もしくはテクノか音響系です。
色々考えてみたのですが、どうも春は「若干上り調子」かつ「浮ついた」イメージです。私の中に蓄積された芥子粒ほどの音楽知識に従ってなんとなく前向きすぎないポップ、かつロック、という体で絞り込んでいくことになりました。すると、なんというか、たいへん猥雑なリストができました。雑多で卑猥。卑猥と言うか、節操がない。上昇感かつ浮遊感、かつ若干の大衆性を帯びた音楽というだけではジャンルを特定できなかったのです。しかも、春の、あのどこへ向かうのか分からない解放感と、不安感、無闇な前向き感と、後ろめたさ、離れ離れの悲しさや、出会いの嬉しさ、みたいなものをぜんぶ一つに詰め込もうとするからますます混乱が助長されるというわけで、春、というのはかくも爽やかでありながらごちゃごちゃとして混沌とした季節であるのだなと実感するに至りました。