夢日記:田中先生

どこかの企業の研究所へ見学にいく。白衣を着たひとたちが忙しそうにしている。データを集める係のひとが「さすが田中先生、仕事が早い!」と感心しているので、田中先生というひとの研究室へいく。田中先生の研究室では背の高い黒人の青年がひとり、ものすごい速さでキーボードを叩いている。「あの、田中先生、ですか?」と尋ねると「ああ、データね、データ。これでいいでしょ。ほれほれほれほれ」とやはりすごいスピードでアンケートに回答していく。「これ、考えてやってるんですか」「んなわけないじゃん、適当適当」とやはりすごいスピードで○×ボタンを押していく。流れ出るデータ。
だが気がつくと、田中先生は失踪していた。「ああ、田中先生がいない!」「どこへいったんだ」と大騒ぎの所員。ふとビルの五階からグラウンドを見下ろすと、巨大な足跡が山の方へ向かって続いている。なぜか誰もがそれを田中先生の足跡と認識。大規模な捜索が始まる。山の中で足跡を見失う人たちに、足跡の見分け方を伝授する私。
結局田中先生がみつかったのかどうかおぼえていない。