Natural Kinds and Conceptual Change
Natural Kinds and Conceptual Change (Cambridge Studies in Philosophy and Biology)
- 作者: Joseph LaPorte
- 出版社/メーカー: Cambridge University Press
- 発売日: 2003/12/08
- メディア: ハードカバー
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今年書評でとりあげようと思って、この本読んでます。ウェブで探したところだと、三中さん、網谷さんが読んではるようで。なんかまだ途中で取り上げるのもどうかと思ったんですが、公の場で書いておかないとくじけそうなので、一応、公表しておきます。
で、今日たまたま院生と話していたときに出た話題と同じような話題を見つけたので、ひいておきます。チャーチランドの引用なので、孫引きになります。
誰も自然には、生物学的種が私がここで主張しているように任意であるとは考えない。なぜなら、私たちの世界は、私たちに無限数の可能な種(species)のうちの、固定された部分集合のみを与えるのだから。しかし、その部分集合は進化論的歴史の偶然的出来事(accident)である。私たちは、他の数え切れない集合の任意の一つであるような、完全に異なった種の集合をもっていたかもしれないのである。(Churchland 1985, p.12)
(Laporte 2004, p.24)
いろいろ訳語がおかしいと思うんですが、気になったのは、無限からの確実な演繹、という思想。