父は辞書をひくのが好きで、私の尋ねに分からないことがあるとすぐにでっかい辞書を持ってきてはひいていた。その中に、『字統』という、焦げ茶色の一冊の本があったのを今でもよく覚えている。小学校へ通い始めて漢字を覚えた私に、父はその本を見せながら…
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