ら抜き仮定法

最近発見された新しい文法規則、ら抜き仮定法をご存じだろうか。ら抜き言葉というのは、可能を表現する「られる」から単に「ら」を抜いた言葉である。しかし、ら抜き仮定法の場合は「ら」を抜くだけではなく、文法自体が変化する事例のため混同しないようにする必要がある。
例をあげよう。「宿題が終わった、酒を飲もう」という文は、通常は断定的な表現として解釈される。しかし、これが宿題が山積みであり終えることが無理な状況で発言された場合は、ら抜き仮定法とみなされるべきである。すなわち、「宿題が終わ(ることはしばらくないけど終わ)った(ら)、酒を飲もう」という強い願望や現実逃避の表現として解釈されるのである。
ちなみに、単なる言い間違いも往々にしてら抜き仮定法として解釈されるため、発言には注意を要する。

関係ないけどおえかき機能を使ってみました。ナカナカ。