2005-06-01から1ヶ月間の記事一覧

ベルクソンの続き

運動や時間の流れは、否定的にしか捉えられない。 つまり、「時間とは〜である」とは言えず、「〜ではない」という言い方によって、まず一歩を踏み出すしかないのだということ。 否定神学的、な。

思想と動くもの

岩波文庫、1998年、860円。ベルクソン編集による最後の論文集。 で、今はどこを読んでいるかというと、一番最初にある、緒論、第一部。 ベルクソンにとって時間(持続)や流れ(運動)がいかに捉えがたいものであるか、を繰り返し繰り返し述べるところです。…